beach storyのお話 story.15 まじラッキー!
ホテルに着いて、受付のカウンターへ!
さすがホテルの人。すぐに俺に気がついて
受付の人「1名様しょうか?ご予約の方でしょうか?」
俺:「いや予約もなんもしてないっす💦ってか、
すいません、ここアルバイトとか募集して
ませんかね?住み込みとかで!」
やぶからぼうに訪ねる。
受付の人「は……?」
俺:「実は、この島ついてお金が無くなっ
ちゃったんで住み込みで働けるところを
探してるんです💦住むとこ見つけないと
そこのロビーに居座るしかなくなっちゃうん
ですよね😅誰か人事の担当の人とかいません?」
受付の人「え…、それはちょっと…😓
ちょっと支配人呼んできますね💦」
俺:「あ、ぜひぜひ、お願いします!」
待つ事5分くらい。
久々の本気の頭下げしてどうにかしないとな!
中からちょっと太っためがねのおっさんが
出て来て、事務所の中に連れてかれて、
これまでの話を全部聞いてくれて
笑ってくれた!
おっさん「ずいぶん変わったことしながら、
この島まできたんだねぇ!たまーにそういう
若い人いたりするよ。夏に向けて今アルバイトの
募集を出そうとしてたとこだったんだよ!
タイミングよくてラッキーだったね!
きみはいつから出来る?ホテルのとなりに
社員用の寮があるからそこに住んだらいいよ!」
俺:「マジすか!? 本当にいいんですか?
だったらもう今すぐでも働いちゃいますよ👍」
(おっしゃ!思いのほかあっさり決まったぜ🌝
俺って、まじラッキーってか、相手もラッキーだろ)
おっさん「じゃぁ、明日からとりあえずホテルの
レストランとラウンジのカフェバーで
やりながら仕事覚えて!」
俺「分かりました!マジありがとうございます!」
おっさん「おーい、平田君、明日からこの彼が
住み込みで働くことになったから、
部屋とか明日から仕事を教えてあげて!
きみも何か分からないこととか
あったら平田さんに聞いて!」
マネージャーの平田さんを紹介してくれた。
平田マネージャーと俺との出会い。
まじ無愛想で笑顔のないアラサーくらいで、
背がちっこくて、バカボンのパパそっくりな
ガングロのこの人が俺の上司になる。
(後に仕事で常に大げんか💦)
しかしこの人は本当に愛想がねえな💦
部屋まで案内してもらう間、完全に無言だった😓
まいっか。こんなやつも世の中いるだろ。
とりあえず住処が見つかったし
明日から久しぶりに働き、この久米島で、
生活をしよう!目の前の浜辺に座って
仲間や、家族に連絡も入れた。
「俺は久米島っていう島に来てここで
しばらく暮らすわ!いやー、この島の
サンセットがマジでやべーぜ😁」
次回「story16」に続く
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