Beach Storyのお話 story7 まさかのワーホリ詐欺にて断念
あの時の目標の3ヶ月があっという間に経った。予定通りスパッと
バイトをやめて世話になった店長に頭を下げた。
そして肝心の俺の貯金はというと
「やったー!30万くらいはあるぜ!なんだ、俺だってやれば
出来るんじゃんか😁」
まだ始まってもいないのに1人で有頂天になっていた。
さっそくあの本屋の立ち読みでメモったワーホリ業者に電話してみる。
俺:「ワーホリ行きたいんでお願いしたいんですけどー!」
電話のねーちゃん:「では、一度こちらの会社までお越し下さい!」
俺:「わかりましたー。じゃ、向かいますねー!」
電話のねーちゃん:「はい、お待ちしてます!」
1分で終わった電話を切ると、まっさきに新宿西口にある
でかいビルまで行った!もう行く気まんまんだから
ワクワクしかない(笑)ようやく辿り着き、担当ねーちゃんと
始めは世間話などから。
そして本題に入り、見事な営業スマイルで担当のねーちゃんは
「1年ですと、100万円くらい必要になりますね!」
「......................................!?」
俺:「は…!? 今なんつったの!?😦」
担当ねーちゃん:「1年となると、費用は全部で100万は必要ですよ😘」
俺:「広告内容と話がちがくね?😠20万で365日オーストラリアって
書いてあんじゃん?ここに💢」
広告内容に指を指して伝えてみる。
担当ねーちゃん:「あ、その20万円は、我が社を利用して頂く前金♡みたい
なもので実際に1年くらい滞在するならどこの国に
行ったって100万くらいかかりますよ!
ちなみに税別の20万ですね👍」
担当ねーちゃんは、相変わらず見事な営業スマイルだ。
俺:「おめぇ、ふざけんなよ、始めに言えよ💢
ってか何ずっと笑ってんの💢
これ詐欺じゃねーかよ😡👎」
あまりにムカついてきたので、椅子に蹴りを入れ
「誰がこんなとこ申し込むか、このぼったくりが👎👎👎」
と一言物申して出て行った…
まぁ、あとでもっと調べてみたら相手の言ってることのほうが正しくて
それくらいのお金はかかるらしいね…。ただ広告の出し方がずるいと
思うけど、どちらかと言うその費用が当たり前の常識らしい。
「あと70万円かよ…」いっきに気が遠くなって一瞬で冷めきってしまった😔
俺の乗る船の海外デビュー号は出航する前に見事に沈没した…😭
タイタニック号より早かったな、こりゃ…
ってか、何より問題は、仲間達に地元を出るって言っちまった事だ。
親でも死なない限り今さら、やっぱどこにも行かないなんて言えねーし…
めっちゃ低いテンションでとぼとぼ帰っていたら、まさに今は口を
聞きたくなかった仲間からの電話が掛かってきた😱
次回sotry 8に続く
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世界の路上 未来都市ドバイから 世界一の超高層ビル バージュカリファ展望台より