beach Storyのお話 story,6 ドキドキワクワク感
あれから数週間…あっという間に時間も流れて、
1ヶ月も経つ頃にはさすがに身体もバイトも慣れてきた😁
オーストラリアの情報はあえて何も調べなかった。
ゼロスタートで新しい事や物を自分の目で見る事から始めたかったからだ😤
「行き当たりばったりで計画性がないね」と言われたらそれまでの話だけど
その方が俺は良くも悪くも感動や衝撃、刺激を五感全てで感じられる👍
今でもその辺の感覚は変わらない。初めていく旅行先や知らない土地は
そこまでの交通手段程度で、だいたいは現地で地元を散歩しているような
人に声をかけて直接聞いてみたりする。
それに今はスマホで簡単にその場で調べる事も出来ちゃうし、
それは最終手段として、まずはなるべく見えないものを
手探りで探すような、直感的に鳥肌が立つような
ものから食い付いてみる。
それらが後に失敗と呼ぶか経験と呼ぶかは、自分次第。
どんな時でも物事においての選択肢ってあんまり意味がなくて、
選択したあと自分がどうしたかでその意味を決める。
だから、どちらを選んでも絶対に後悔をしないという
覚悟さえあれば、サイコロで決めたっていい。
そろそろ仲間には打ち明けておこうかな。
この数年は家族よりも長い時間を過ごした仲間達だ。まずは
こいつらに話そう。
久々に仲間達と連絡をとって顔を会わせる。
ここのところバイトづくしだったから、ほぼ毎日顔を
会わせていた仲間とは数日空いただけでも久しぶりに会う感じだ。
そして、あと1,2ヶ月後には旅に出て地元を離れるということを伝えた。
みんな驚いた感じはあったけど、学生の俺らにはそんな事出来ないし
羨ましがってくれたし、応援もしてくれた。俺の愛するべき地元のバカ達は
こと友情には本当に熱いとやつらだと思う。
「仲間の裏切りは、なによりも許さねえ」そんな熱い心を持ってる。
「で、どこに行くの?」
その質問に対し、俺は
「行き先は驚かせたいから、黙っておくよ。旅先から教えるわ😁」
なんてちょっとかっこつけて言ってみたが、自分がここを出るという事がリアルに
なってくると家族も仲間達もこの育った地元も見え方、感じ方が変わってくる。
ついに言っちまった!
これで俺は何が何でも地元を出るしかなくなった。
新しいことを始める人達って皆こんなワクワク感と切なさ感みたいなことを
感じているんだろうか。そういえば幼いながらに、前橋市から大宮に転校が
決まった頃を思い出した。
そういや、あの時も新しい土地へのワクワクドキドキ感と物心をついた時には
すでに友達になってたとなりの子や迎えの子、小学校に入学して、一気に増えた
新しい友達との別れと寂しさ。あの時はどんなに否定しても、親の転勤だから
選択肢はなく強制的に引っ越したけど、是が非でも嫌だという感覚は
なくて、楽しみもすげえあったんだよね!
次回 beach Storyのお話 story,7に続く
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世界の路上 カンボジアのシェムリアップから アンコールワット遺跡(ブログ内容とは関係ないです笑)