beach Storyのお話 story,4 目標が出来そう?
久々の皆と会って楽しかったはずの同窓会も無事に終えた。
どうも浮かない顔して帰った俺は、この20年の人生で初めて本気で
焦りを感じて悩んでみた😓
「このままじゃやべぇよな…、ってかこの5年間俺何してたんだ?」
こんなバカな俺でも答えはすぐに出るよね…
「はい、何もしていませんでした👍」
その日暮らしの目先の楽しみだけ求めて後に残らない遊びを繰り返してただけだ…
誰も悪くないし何の罪もない。しいて言えば俺が何もしないで遊んでただけ。
それにまだ二十歳だし、そんなやつはこの社会にゴロゴロいる。だから
こいつは社会的問題じゃなくて、あくまで俺個人の、個人としての、個人的問題…。
そんなふうに自分に言い聞かせる。
もしかして、数年後に仲間達は大学を卒業し、きちんと就職が決まって、いずれ
俺なんか相手にせず、彼らのレベルと同等以上の仲間や先輩後輩が出来て、
俺は彼女も出来ないまま周りは結婚しだして、ろくに就職も出来ずに……
なんて人生になって行ったら…😱
いやいやいや、そんなの無理っしょ、考えたくねーよな、そんな人生😩
お先真っ暗イメージがどんどん出てくる。やめよ、やめよ。
俺はもっとポジティブなはずなんだ😎
珍しく数日は家で悩んだが、これまで何もやりたい事なんて考えてこなかった俺に
悩んだところで、やりたい事なんてすぐにみつからねーよな。
だって何もやってないんだもんね。
そんな俺を見て兄貴が呆れたのか、心配してくれたのか
一言俺に
兄貴:「地元出て、誰も知り合いのいない遠くのどっか行っちゃえば?」
俺: 「は?」
兄貴:「誰も知り合いのいない場所で、何もないとこから何か始めたいと
思って始めたら、それが自分のやりたかった事になるんじゃねーの?
ワーホリでもいいから日本出ちゃえばいいじゃん、それにお前は
地元の大宮が1番とか言ってるけど、ここ意外知らねーだろがよ」
俺: 「たしかに…1番とか言ってるけど、ここしか知らねーから最高でも
最悪でもここが1番って当たり前だよな…😅
ってか何だい?そのワーホリってのは?」
兄貴:「ワーホリはワーホリ。ワーキングホリデーだよ。
あとは本でも何でも見て自分で調べて」
なんだかよく分からないけど、日本を出るって事は海外デビューって事じゃん。
なんかその響きは、かっけーじゃん!とりあえず本屋にでも行って調べてみるか。
ネットからの情報がなかったあの時代はとりあえず本屋に行ってみる。
たいていの情報は立ち読みでもお金をかけることなく手に入るからね。
よっしゃ!わずかな希望みたいなものを感じたぜ!腰の根っこがようやく
切れた!兄貴、ありがとな!とりあえず本屋に行ってくるわ!
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次回に「story5」に続く
前回のお話
世界の路上 タイのバンコク「カオサンロード」から(ブログ内容とは関係ないです 笑)